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回復期リハビリテーション病棟で看護師の仕事内容ってどんな事をするの?
回復期リハビリテーション病棟の看護師の仕事内容に限らず、仕事内容は、病院や施設などの大きな分け方ではなくても、診療科や病棟によっても大きく変わってきます。
どんな業務をしているのかは、実際に勤務してみないと分からない事がたくさんあります。
転職先に回復期リハビリテーション病棟を検討している方の少しでも役に立てるように、私が経験した回復期リハビリテーションでの仕事内容を交えてお話していきます。
回復期リハビリテーション病棟 看護師の仕事内容は病気の治癒を目的としていない!?
回復期リハビリテーション病棟の看護師の仕事内容はどのような内容だとあなたは思いますか?
入院している患者さんの看護を行うわけですから、病気を治す事ために処置をするのが当たり前だと思っていませんか。ですが、それは間違っています。
回復期リハビリテーション病棟での看護師の仕事は、病気を治すための看護ではなく、現状維持もしくは現状より少しでもADLが拡大出来るように看護を行います。
回復期リハビリテーション病棟に入院している患者さんの中には骨折や廃用症候群などの方もいらっしゃいますが、多くは脳梗塞や脳出血、脳性麻痺などの脳の病気で急性期の状態を脱している方です。
病気自体を治癒する事が難しい病気の方がほとんどで、点滴などの治療を終えている状態の方ばかりです。
そのため、病気を治すのではなく、今より少しでもADLを上げて自宅での生活を送る事ができるように訓練しています。
では、具体的にどのような事をしているのか?
例えば、普通入院している患者さんが更衣をするのは、お風呂の時か衣服が汚れた時です。ですが、回復期リハビリテーション病棟ではそれ以外にも毎日朝と夜の2回更衣をします。
なぜ、そんなに着替える必要があるの?と思う方もいらっしゃると思います。あなたは、家で生活している時は何回着替えますか?朝と夜の2回は最低でも着替えますよね?
家での生活に近い習慣をつけるために、入院中も1日2回は更衣をしています。これは、自分で行う事ができない寝たきりの方にも、介助をして更衣をしてもらいます。
このように、自宅にいる時に近い習慣を作って日常生活動作の維持や拡大をしています。
回復期リハビリテーション病棟の看護師の仕事内容は入院患者さんの目標である在宅復帰のためにあります。
回復期リハビリテーション病棟の看護師の仕事内容が何かが大分分かりましたね。
では、その仕事内容は何のためにあるか?そしてもうひとつの連携という仕事内容とは何かを見ていきたいとおもいます。
回復期リハビリテーション病棟に入院している患者さんは退院後、あなたは転院と在宅のどちらが多いと思いますか?
答えは、在宅です。回復期リハビリテーション病棟に入院している患者さんの目標は在宅復帰です。
ですので、回復期リハビリテーション病棟の看護師の仕事は、患者さんが在宅復帰できるように援助しなければいけません。
在宅復帰するために必要な援助とはどのようなことなのか?と思いますよね。
ADLが拡大出来るようにケアを行うことです。ADLを拡大させ在宅復帰するには、他職種との連携が重要な役割です。
他職種との連携と言われてもピンとこない方もいるかもしれません。他の病棟では、あまり他職種との連携を重視していないと思います。ですが、在宅復帰に向けての援助をするには他職種との連携が重要です。
他職種とはどのような職種か?
主治医を始め、薬剤師、栄養士、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、ソーシャルワーカー、家族、帰宅後のかかりつけ医、訪問看護師です。
入院中には、少しでもADLが拡大出来るように他職種と相談しながら自主訓練の内容を考えたり、栄養状態を考えたりします。
そして、在宅復帰しても生活が出来るように入院中から在宅の環境を整えスムーズに出来るようにシミュレーションします。
回復期リハビリテーション病棟の看護師の仕事内容は分かったけれど、自分にとってどういいの?
回復期リハビリテーション病棟の看護師の仕事内容は分かったけれど、自分にとってどういいのか?が分からない方もいらっしゃると思うので、メリットとデメリットに分けてお話ししていきます。
まずは、メリットについてお話ししていこうと思いますが、メリット・デメリット共に環境や感じ方などによって違ってきます。ですので、参考程度に目を通してください。
・時間に余裕があるので患者さんとゆっくり向き合うことができる。以前の職場では、ゆっくり患者さんと向き合いたいと思っていたが向き合えなかった方には望ましい環境です。
・急変リスクが低く残業がほとんどない。
・入退院は予定のみなので、緊急入院や緊急オペなどはない。
次にデメリットです。
・処置の量が少なく、点滴などの処置もあまりないないので、看護師の手技をきちんと身につけたい方にはデメリットですが、手技が苦手な人で処置が少ない環境を望む方にとってはメリットです。
・ナースコールが多い。トイレや体位変換などでナースコールが多い。特に夜勤帯は看護師2人とヘルパー1人で対応しなければ行けないので大変。
・日常生活の援助が業務のメインなので、体力が必要。
となっています。
あなたが思っていたようなメリット・デメリットでしたでしょうか?
これを読んで少しでも回復期リハビリテーション病棟に興味を持っていただければうれしいです。
ですが、回復期リハビリテーション病棟で働きたいと思っても、どこにあるのか、どの職場がいいのか分かりませんよね。
そのような時は、転職サイトを活用してみてはいかがでしょうか?
転職サイトでしたら、自分の希望の条件を伝えるだけで、条件に合った職場をコンサルタントが紹介してくれます。


執筆者情報
回復期リハビリテーション病棟の看護師の求人 編集部
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