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回復期リハビリテーション病棟の看護師が辞めたい理由別対処法とおすすめ転職先
「回復期リハビリテーション病棟に転職したけれど、もう辞めたい」
このように思っている看護師さんは、実はあなただけではありません。
急性期病棟での勤務に疲れて、回復期リハビリテーション病棟に転職したけれど、理想と現実が違い過ぎて、「もう辞めたいんだけど・・・」と思う看護師さんはたくさんいるんです。
回復期リハビリテーション病棟の看護師が辞めたい理由別の対処法とおすすめの転職先を説明していきます。
これで、あなたの辞めたい悩みを解決できるはずです。
目次
回復期リハビリテーション病棟の看護師が辞めたい理由と対処法①:体力的にきつい
回復期リハビリテーション病棟は体力勝負
回復期リハビリテーション病棟の看護師が辞めたい理由の1つ目は、体力的にきついことです。
急性期病棟は急変や緊急のオペ・処置、検査などでいつもバタバタしていて、病棟内を走り回っている状態。
だから、重症度が低くて落ち着いて働けそうな回復期リハビリテーション病棟に転職したという看護師さんは多いです。
でも、回復期リハビリテーション病棟の仕事は想像以上に体力的にきつくて、急性期病棟で働いていた頃よりもグッタリしてしまうから、もう辞めたいと思ってしまうのです。
回復期リハ病棟は、移動介助や排泄介助、その他リハビリの介助の仕事が多いので、看護師の仕事は体力勝負になります。
夜勤もナースコール&排泄介助の連続で、ナースステーションで座ってホッと一息つく暇もないほどです。
落ち着いて少し楽な気持ちで働きたいから回復期リハビリテーション病棟に転職したのに、急性期病棟よりもきついなら、辞めたいと思ってしまうのも仕方がありません。
介助のポイントを学ぶ
回復期リハビリテーション病棟の仕事がきついから辞めたい看護師さんは、まずは体力的に楽に働ける方法を探しましょう。
仕事量を減らしたり、仕事内容を変えたりすることはできませんが、もう少し楽&効率よく患者さんの介助ができたら、体力的に楽になるはずです。
もう一度、介助のポイント(基底面積を広くする・重心を低くするなどのボディメカニクス)を学びましょう。
また、一緒に働いている理学療法士や介護福祉士などの専門職に、介助のポイントを教えてもらうのも良いと思います。
介助のポイントに気をつけながら、日々の業務に取り組んでみると、「思ったよりも楽かも」と思えるかもしれません。
回復期リハビリテーション病棟の看護師が辞めたい理由と対処法②:やりがいがない
回復期リハ病棟はやりがいを感じにくいかも
回復期リハビリテーション病棟の看護師が辞めたい理由の2つ目は、やりがいがないことです。
回復期リハビリテーション病棟での看護は、急性期病棟での看護に比べると、やりがいを感じにくいことがあります。
その理由は次のようなものです。
- 急性期のように目に見える回復が少ない
- 介護士と業務内容が被る部分がある
- ルーティンワークが多い
急性期病棟で働いてきて、患者さんの回復を日々実感しながら、急変や緊急入院・オペなどの突発的な仕事にもテキパキ対応してきた看護師さんが回復期リハビリテーション病棟に転職してくると、
- なんか物足りない
- これ介護士でもできる仕事じゃない?
- 刺激が少ない
と感じてしまい、やりがいがないと思ってしまうのです。
看護師としての視点を変える
回復期リハビリテーション病棟でやりがいがないから辞めたいと感じている看護師さんは、看護師としての視点・考え方を変えてみましょう。
急性期看護とリハビリ看護は異なります。
あなたは、きっと急性期看護の視点・思考回路のままで働いているのだと思います。
だから、リハビリ看護の視点・思考回路に切り替えましょう。
回復期・リハビリ期だからこそのアプローチ方法、介護ではなく看護だからこそのアプローチはあるはずです。
急性期の医療処置に関わってきた思考回路のままで回復期リハビリテーション病棟で働くとやりがいは感じません。
回復期のリハビリに看護師としてどうアプローチして、どんな看護を提供すれば良いのかを考えて働くと、やりがいは見つかります。
もちろん、介護士やリハビリ職と業務内容は被る部分はあります。
だからこそ、チーム医療を学ぶ良い機会にもなります。
回復期リハビリテーション病棟の看護師が辞めたい理由と対処法③:スキルを忘れてしまう
回復期リハ病棟は医療処置が少ない
回復期リハビリテーション病棟の看護師が辞めたいと感じる理由の3つ目は、看護スキルを忘れてしまうことです。
回復期リハビリテーション病棟の患者さんは、急性期の治療を終えて、自宅に帰るためのリハビリがメインですので、医療処置は少なめです。
人工呼吸器やシリンジポンプなどの医療機器もあまり使用しません。
急性期を脱して状態は安定しているので、急変も少ないです。
それどころか、ルート確保やその他の基本的な医療処置も、急性期病棟に比べると少ないです。
そのため、急変対応や重症患者さんの看護、その他の看護スキルを忘れてしまうのでは?と不安になってしまう看護師さんは多いです。
せっかく身につけた看護スキルを使わずに忘れてしまうなら、回復期リハビリテーション病棟を辞めたほうが良いのではないか?と感じてしまうのです。
自己学習を進めよう
回復期リハビリテーション病棟では、急性期病棟に比べて医療処置は少ないので、看護スキルを使う機会は少ないです。
それでも、自己学習を続けていれば、知識はアップデートし続けることができます。
- eラーニングを使用する
- 院外研修に参加する
また、この患者さんが急変した時はどう動けば良いのだろう?のように常日頃から、いろいろと脳内でシミュレーションしておけば、いざという時もスムーズに動くことができます。
実技面においては、実際に使える機会は少ないですが、それでも将来的に急性期病棟に戻った時に少し練習すれば、すぐにコツを思い出すことができるでしょう。
回復期リハビリテーション病棟の看護師が辞めたい時には転職もあり!
回復期リハビリテーション病棟の看護師が辞めたい時の理由別対処法をご紹介しましたが、それでも「やっぱり辞めたい」と感じてしまうことはあると思います。
ご紹介した対処法は、「対症療法」でしかありません。
辞めたいと思う原因を根本的に治療するものではないのです。
だから、「やっぱり辞めたい」と感じたら、根治療法・原因療法を行うしかありません。
回復期リハビリテーション病棟を辞めたい時の根治療法・原因療法は、違う職場に転職することです。
回復期リハビリテーション病棟を辞めたいなら辞める。
そして、今のあなたの悩み・不安を解決できる職場に転職するのです。
「でも、回復期リハビリテーション病棟に転職したばかりで、また転職なんて・・・」と不安に思うかもしれません。
確かに、短期間に何度も転職するのは良いこととは言えません。
でも、「辞めたい」という気持ちを抱えたまま、働き続けることも良いこととは言えませんよね。
何度も転職するのではなく、「今度の転職で最後」と決めて転職すれば良いのです。
あなたは、きちんとした転職理由があるのですから、「なんとな~く転職したい」というふんわりした転職ではありません。
だから、それを志望動機や面接などできちんと説明できれば、あなたの看護師キャリアに不利になることはないでしょう。
回復期リハビリテーション病棟の看護師が辞めたい時のおすすめの転職先!
回復期リハビリテーション病棟の看護師が辞めたい時のおすすめの転職先を辞めたい理由別にご紹介します。
体力的にきついから辞めたい場合:療養病棟や介護施設
回復期リハビリテーション病棟は体力的にきついから辞めたいなら、療養病棟や介護施設に転職しましょう。
療養病棟は寝たきりの患者さんが多く、回復期リハビリテーション病棟に比べて、移動介助や排泄介助をすることは少ないです。
また、療養病棟も介護施設も、介護業務は介護士がメインで行いますので、看護師は力仕事をすることは少ないです。
だから、急性期病棟の勤務に疲れて、回復期リハビリテーション病棟は体力的にきついという人は、療養病棟や介護施設に転職すれば、今のあなたの悩みは解決します。
念のため、転職前に患者さん(入所者さん)の医療度・ADLや業務範囲、看護師と介護士の業務の線引きなどを調べておくと安心です。
やりがいがないことスキルの問題で辞めたい場合:急性期病棟(整形外科や脳神経外科)
やりがいがないことや看護スキルを忘れてしまうことに不安がある看護師さんは、急性期病棟に転職しましょう。
そうすれば、やりがいを感じますし、看護スキルを使うので、あなたの悩みを解決することができます。
急性期病棟の中でもおすすめは整形外科や脳神経外科です。
回復期リハビリテーション病棟には、急性期の整形外科や脳神経外科に入院していた患者さんが多いと思います。
だから、整形外科や脳神経外科の急性期病棟に転職すれば、回復期リハ病棟での経験を無駄にすることなく生かすことができます。
特に、看護スキルに不安があったり、ルーティンワークが嫌な看護師さんは整形外科よりも脳神経外科がおすすめです。
逆に、急性期病棟での急変は嫌という人は整形外科のほうがおすすめです。
回復期リハ病棟に未練がある人:ケアミックス病院
回復期リハビリテーション病棟を辞めたいけれど、でもなんとなく回復期リハ病棟にも未練はあるという人は、ケアミックス病院に転職することをおすすめします。
急性期病棟・回復期リハ病棟・療養病棟があるケアミックス病院に転職すれば、とりあえず急性期病棟(療養病棟)で働いて、「やっぱりもう一度回復期リハビリテーション病棟に挑戦したい」となった時に異動すれば良いだけになるので、転職する必要はありません。
あなたの転職回数に影響もないのです。
また、ケアミックス病院なら急性期病棟で働いて、「やっぱり急性期は忙しすぎて疲れた。もう無理」と思ったら、また回復期リハ病棟に異動すれば悩みは解決します。
同じように、療養病棟で働いて、「療養病棟は物足りない。かといって、急性期に戻るのは無理」と思った時には、回復期リハ病棟に異動すれば良いのです。
だから、回復期リハビリテーション病棟を辞めたいけれど、まだなんとなく回復期リハに未練があるという人はケアミックス病院に転職することをおすすめします。
回復期リハビリテーション病棟の看護師が辞めたい理由と対処法(番外編):人間関係や待遇面
人間関係や待遇面に不満がある
回復期リハビリテーション病棟の看護師が辞めたい理由と対処法をここまでご紹介してきましたが、ここまでは辞めたい理由が回復期リハ病棟の業務に関するものだけでした。
でも、回復期リハビリテーション病棟の看護師が辞めたいと思う理由は業務に関するものだけではありません。
人間関係や残業時間・休日数・給料・ボーナス・有給消化率・その他の待遇面に不満があって辞めたいこともあります。
回復期リハビリテーション病棟の業務には不満がなく、やりがいも感じているけれど、人間関係や待遇面に不満があって辞めたいと思うこともあるのです。
違う回復期リハビリテーション病棟に転職!
回復期リハビリテーション病棟を人間関係や待遇面で辞めたいと思っている看護師は、違う回復期リハビリテーション病棟を持つ病院に転職しましょう。
回復期リハ病棟の仕事内容にやりがいを感じているけれど、人間関係や待遇面に不満を持っているなら、違う回復期リハ病棟に転職すれば、問題は解決します。
ただ、転職する時には人間関係が良いかどうか、待遇面であなたの希望条件を満たしているかをしっかり確認するようにしましょう。
まとめ
回復期リハビリテーション病棟を辞めたい理由や対処法とおすすめの転職先を見て、「よし!思い切って転職しよう!」と思ったら、看護師転職サイトを使いましょう。
看護師転職サイトなら、療養病棟や介護施設の患者さん(入所者さん)の医療度・介護度、看護師の業務範囲、介護士との線引きなどを調べてくれます。
また、配属交渉をしてくれますので、急性期病棟の中でも整形外科や脳神経外科に配属確約をしてもらって、採用試験を受けることもできます。
急性期病棟・回復期リハ病棟・療養病棟があるケアミックス病院の中でも待遇が良い病院の求人も探してくれます。
また、違う回復期リハビリテーション病棟に転職したい人は、担当者が人間関係や残業時間・有給消化率など、求人票だけではわからない細かい情報を詳しく調べてくれますので、希望に合った回復期リハ病棟に転職することができます。
看護師転職サイトを使えば、今度の転職があなたの最後の転職になるはずですよ!


執筆者情報
回復期リハビリテーション病棟の看護師の求人 編集部
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